
毒親から否定ばかりされて苦しい・・・。なんで私のことをわかってくれないんだろう・・・。
あなたはこんなふうに思ったことがありませんか?私は学生時代にずっと毒親から否定ばかりされて母親のことが大嫌いでした。
大人になりカウンセラーとして活動を始めて毒親についてわかりはじめたことがたくさんあります。そのなかのひとつとして学生時代に毒親から否定ばかりされてきたことの理由がわかったのでここでお伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただけたら「毒親に否定ばかりされる理由」や「毒親から否定ばかりされなくなる方法」がわかります。私の体験談をもとに解説していきますので苦しい思いをしているならぜひ、参考にしていただけたら幸いです。
毒親が否定ばかりする理由とは

毒親があなたのことを否定ばかりする理由は「あなたが自分を否定しているから」です。まさかのような本当の話です。「え?!どういうこと?!」って今思いませんでしたか?
私も「え?!なんで?」って思いましたよ。これを学生時代に知っていたら「そんなの関係ないでしょ!」って信じられなかったと思います。ここからは私の体験談をもとに解説していきますね。
私の母親は今でいうと毒親にあたる存在でした。私が学生時代には毒親という言葉はなかったので、毒親という存在についても私自身認識がなくてどこの親も子どもに対して理解がなく子どもを傷つけるのも当たり前だと思っていたんですね。
私が中学生のとき進学先を決めるための3者面談があり、私は先生の前で母親から「この子は成績もあまりよくないし、この子には〇〇高校は無理です。お姉ちゃんは成績が良いので〇〇高校のハイクラスなんですよ。」と私は否定されていました。
そのときは私に対する否定だけも怒りがわいてきましたが、私の面談にもかかわらず、姉の自慢話をして先生と一緒に毒親が笑っていたので私はバカにされた気分で私の怒りはピークでした。絶対に毒親を許さないと思っていたんです。
このときの私は自分は母親に傷つけられて、ただただつらいと感じていました。「なんで先生の前で自分を否定されたあげくバカにされなきゃいけないんだろう?」って思っていたんです。
この時期にはあまりの精神的な負担からパニック発作のようにバクバクと心臓が高鳴り、あまりの鼓動の大きさから死ぬんじゃないのかなと思ってしまうような症状まで身体に出てしまうほどでした。あのころの自分の心の内面を振り返ると「私は〇〇高校に受験をしたい」と思っていました。
その一方で「私には〇〇高校は無理かもしれない。成績もそんなによくないし・・・。」と思っていたんですね。もし、あのころの私が「自分なら絶対大丈夫」「絶対合格できる」と思っていたとしたら3者面談で毒親に否定されたり、バカにされるようなことも起こらなかったと思います。
なぜなら私の心の反映が私が見ている現実の世界を作っているからなんですよね。そんなバカな・・・と思いますよね。私も最初はそんなことを信じるのはちょっと・・・と思いました。例えば学生時代に授業中に先生に当てられると嫌だな~ってビクビクしているときに限って問題を当てられて答えに困ったことってありませんか?
私は何度もこの経験をしています。自分に自信がないときに限って答えられない問題の答えを求めて当てられてしまい「わかりません」と言わなきゃいけなくなったり・・・。これが先ほどの私の面談で否定された話と同じことなんです。
問題に答えられないから「どうか先生に当てられませんように」と願えば願うほど私の潜在意識は「当たりませんように・・・」とあなたは言い続けたいんですねと勝手に認識します。そして何度も「当たりませんように・・・」と言い続けたい現実を起こすんです。
これが誰もがもっている潜在意識の特徴です。人間は97%の潜在意識と3%の顕在意識で成り立っています。顕在意識とは「コーヒー飲もう」と自分でやりたい気持ちや考えたことを認識できることですが潜在意識は自分で意識できない心の奥の深い部分で感じたり考えていることです。
私たちの日常は潜在意識の占める割合の方が大きいので自分では意識していない部分である潜在意識が勝手に動き出して自分が望んでいることと反対の出来事が起こってしまうんですね。これは潜在意識は自分にとって良いこと悪いことかという判断ができないという特徴をもっているからなんです。
私の面談のときの話にもどりますね。「私は〇〇高校に受験をしたい」一方で「私には〇〇高校は無理かもしれない。成績もそんなによくないし・・・。」という思いを持っていました。面談では毒親に否定されたという結果から考えると私は「受験したい」という思いよりも「無理かもしれない」という思いが強かったんだと思います。
そこで「無理かもしれない」という思いを私の潜在意識がくみとって「無理かもしれない」と思わせて、とどめを刺すような毒親の言葉「この子は成績もあまりよくないし、この子には〇〇高校は無理です。」をあびせられる現実を目にしたんです。
潜在意識からすると「無理かもしれない」と言いたくなるような現実や想いをしたいんですよね。では見せてあげましょう。と私の隠れていたネガティブな想いを叶えてくれたことになります。つまり私の潜在意識がまちがったかたちで私の想いを叶えてしまったということなんです。
その原因には「私には無理かもしれない」という自分を否定する思いが直結していたんですよね。「私には無理かもしれない」と思ってしまうネガティブな自分が出来上がってしまったことにも原因があります。このネガティブ思考は幼いころから親や周りの大人たちからかけられてきた言葉や決めつけ思考が強く関係しています。
私は小さいころから失敗や親が望む態度をとらなかったりするたびに「あんたはバカだね」と言われたり「あんたにはできない」と言われて育ちました。親にとっては些細な言葉が私にとっては自分の全てを否定される言葉だったんですね。
この言葉は大人になった今でも私の心の大きな傷となって残ってきました。ですから受験や何かに挑戦をしようとするときにこの言葉が私の中で呪いとなってネガティブ思考を呼び起こし「私にはできないかも」「私には無理だ」と自然と思ってしまうきっかけになっていたんです。
あなたにも記憶のどこかに子どもころからよく言われてきた否定的な言葉がありませんか?子どもの頃に言われ続けてきた否定的な言葉を思い出してみてください。その言葉が大事な場面や大切な場面でよみがえってきてあなた自身を自分で否定するネガティブ思考になってしまいます。
幼いころから言われづつけてきた言葉の刷りこみによってあなたはいつの間にか自分を否定して自分を苦しめてしまっているんです。毒親から否定ばかりされる理由がわかったところで次はどうすれば毒親から否定されなくなるのかについてお伝えしていきますね。
毒親から否定されなくなるには?

毒親から否定されなくなるための方法は「自分を否定しないこと」です。さきほど私の学生時代の面談エピソードでもお伝えしたように自分を否定するということが潜在意識によって無意識に人から自分を否定されるという現実を招いてしまうからです。
ということは自分を否定しなければ、周りの人や毒親からも否定されなくなるということなんです。ちなみこれは「鏡の法則」として考えたときも当てはまります。自分の心の状態が見ている現実を映し出したり反映されているということです。
先ほどの先生に授業で当てられるという話で解説すると「わからないから先生に当てられたくない・・・。」「答えられない。」と思っているから実際に先生から問題に答えるように言われて当てられたくなかった現実を生み出し「わかりません」と答えられない現実になってしまうんです。
では当てられないようにするには「当てられても大丈夫」と思うことです。あなたも経験したことがあるかもしれませんが「この問題は解ける!先生から当てられても大丈夫。」と心に余裕があるときに限って先生に当てられることがなかったりしますよね。
こんなふうに自分に対して「否定(できない、無理だ)」をするのではなく「肯定(できる、大丈夫)」し、心の状態をポジティブに保ち自己肯定感を上げておくことで周りの人や毒親から否定されない現実を作り生きやすくなります。
あなたが毒親から否定ばかりされて苦しい、つらい毎日を過ごしているとしたら、あなた自身が「私はダメな人間だ」「私にはできない」と自分を否定ばかりしていないか自分自身を振り返ってみてください。
そして、自分自身を否定ばかりしていたなら「肯定」してみてくださいね。長年積み上げてきた思考のクセ(自己否定)や親からの刷りこみは簡単に直すことは難しいです。根気よく長期間をかけてチャレンジしてみることをおすすめします。
「自分ではどんな否定のクセをもっているのかわからない」
「自己肯定の仕方がよくわからない」
「自分のやり方であっているのか不安」
こんなふうに不安や悩みを抱えているとしたら気軽にご相談ください。
いえないことが癒えるroomではあなたと同じように毒親に傷つき30年も苦しみながらも毒親問題から自分で道を切り開いて解放されたカウンセラーがあなたの悩みや苦しみに寄り添い、幸せに過ごせるように導いています。
◇お試しカウンセリングの内容
・お悩みの相談
・悩みの原因についてお伝えしています(状況によってはカウンセリングを数回重ねたうえでお伝えしていく場合もあります)
・悩みの原因をふまえて解決法のご提案
最後に
「毒親に否定ばかりされるのはなんでだろう?」という悩みについて原因や解決法をお伝えしました。原因は自分を否定するから毒親から否定ばかりされるということです。自分自身を否定していたことは毒親や周りの大人から子どものころに否定されてきたことも原因のひとつで自分を否定するクセにつながっています。
自分を否定しまうネガティブ思考を変えて自分を肯定することが毒親に否定ばかりされるときの解決法になります。自分の思考癖を変えるには私も時間がかかりましたが、自分の思考癖を見つけて自己肯定感を高めることでポジティブになり、自己否定することがなくなりました。
あなたが毒親から否定ばかりされてつらい毎日をすごしているとしたら、少しずつでいいので一歩一歩できることから変わっていきましょう。私もたくさん悩んで苦しんできたので毒親に苦しんだり、悩んでいる方を応援しています。
もし、この記事を参考にしてもらって「こんなふうに変わったよ」「こんなときにはどうしたらいいのかな?」など1番下のコメント欄からお気軽にコメントしてくださいね♪私もみなさんの意見を参考にしながら一緒に勉強してきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
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